〜Nスケールミニカーを”ちょーす”〜
Nスケールのミニカーはちょっと前まではレイアウトのアクセサリーという位置づけで、それなりにディテールはあるもののプラの成型色そのままのものが多かったです。しかし「ザ・カーコレクション」などの発売によりその概念は一気に覆されました。精巧なディテール、美しい塗装、さらには細かいロゴまでしっかり印刷され、まさにカルチャーショックでした。
レイアウト建設を夢見て沢山買い込んだTOMIXやKATO、さらにヴァイキングやフライシュマンなどのミニカーたちは現在の水準からみるとやはり見劣りがします。ただせっかく手に入れたこれらのミニカーを放っておくのももったいない気がします。そこで彼らに活躍の場を与えるべく、ジオコレシリーズのミニカーたちと並べられるようミニカーたちに手を加えてみました。
ここではまた同時にジオコレシリーズのミニカーにひと手間加えてバリエーションを増やした作品も紹介していきます。(但しバスの作品については「バスモデルのページ」で扱います。)
※ちなみに「ちょーす」(ちょす)とは北海道弁でさわる、いじるの意味
■とりあえずオールペン
先にも述べたように、ちょっと前までのNスケールのミニカーはプラの地肌が出ているのが当たり前、外国のメーカーのようにある程度いいプラスチックを使っているならまだしも、KATOやTOMIXのミニカーは光にかざすと透け透けでいかにも安っぽく見えます。完全塗装・印刷済みのカーコレと一緒にレイアウトに並べるにはちょっと無理があります。とりあえずボディーを塗って地肌を消すだけでも違ってきます。
KATOのミニカーに塗ってみた例。
左はアルテッツア、右はヴィッツ
メタリック車は一応クリアコートしています。
ホイールやライトに色差しするだけでかなり格好よくなります。
KATOの乗用車はアナウンスでは1/150とのことですが、実際は1/160で作られているようです。そのためレイアウトに配置するときはちょっと気を使います…
こちらはTOMIXのクラウン。
■個タクを1台
カーコレを改造して個人タクシーを作ってみました。
ネタ車は第2弾のトヨタマークII。
行灯をつけるだけでは面白くないので、ラインアップになかったシルバーに塗り替えました。
あの「でんでんむし」を再現するのにプラ小片を切ったり貼ったり削ったり…結構苦労しましたが出来のほうは…ちょっとオーバースケールかも。
レタリングは入れていませんが雰囲気は出せたと思います。
このほかにも個タクを数台製作中。